問題解決のカルテ01|01-A
送迎を代わろうとしたら、その曜日だけは自分が行くと言われました。
曜日も時刻も決まっているぶん、探す工程がありません。かわりに、送り出してから迎えに行くまでと、そこから家に着くまでを切らさずに見る必要がありました。
Cost
調査員3名/6時間/1回
基本調査費 126,000円(税込)
Before
子どもが通う音楽教室の送迎は、もともと夫婦で交代していた。半年ほど前から、配偶者がその曜日を固定して引き受けるようになった。仕事の都合だと言われれば、そういうこともあるだろうと思っていた。
代わろうと申し出た日、断り方が他の予定のときと違った。往復で40分ほどの距離なのに、帰宅までは毎回2時間近い。発表会で講師と話していたときの距離感も、思い返すと近かった気がする。
確かめたい気持ちはあった。ただ、子どもに聞くわけにはいかない。教室で誰かに尋ねれば、通わせ続けることのほうが難しくなる。自分で確かめる方法が、ひとつも残っていなかった。
Process
当日は、自宅を出てから教室へ向かい、送迎を終えて帰宅するまでを確認した。途中で徒歩と車のどちらへ移動が変わっても行動を確認できるよう、3名体制としている。
6時間としたのは、レッスンの90分だけでは足りないためだった。送り出す前の待機、レッスン中の移動、迎えに戻ってから子どもを乗せて帰宅するまで。前後を含めなければ、その日に何があったかがつながらない。
子どもが教室にいるあいだ、施設には近づかない。ほかの保護者にも講師にも接触しない。追うのは成人2名の動きだけと決めて動いた。
After
レッスンが始まって10分後、配偶者の車は教室から徒歩5分ほどの立体駐車場へ移動した。そこへ講師が徒歩で合流し、2人は同じ車内に1時間ほど滞在している。終了の20分前に講師が先に戻り、配偶者は5分ほど遅れて教室前へ車を停めた。子どもを乗せてからは寄り道なく帰宅している。
依頼した側は、その週のうちに教室を続けるかどうかを決めた。送迎の曜日が来るたびに考え込む状態が終わり、いつ、どこまで話すかを自分の判断で選べるようになっている。
金額が変わる条件
教室が複合施設内にあり出入口が分かれる場合は4名になります。送迎の前後に立ち寄り先が増える場合は時間が延びます。
この設計が適さないケース
- 接触が教室の建物内で完結している場合。施設内は対象にしていないため、確認できません。
- 習い事の曜日や時刻が固定されていない場合。候補日を絞る設計(問題解決のカルテ02)に切り替わります。
- 確かめたいことが講師の経歴や身元である場合。行動の確認ではなく別の調査になります。
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