見つかった後に、すぐ住所を伝えるとは限りません
所在が確認できても、住所や連絡先を依頼者へそのまま伝えるとは限りません。
東京赤坂支店では、相手の安全と意思を確認し、次のように進めます。
- 依頼者の氏名、関係、探している理由を相手へ説明する
- 安否を依頼者へ伝えてよいかを確認する
- 依頼者からのメッセージを受け取るか確認する
- 電話番号やメールアドレスを相互に伝えてよいか確認する
- 住所や勤務先などの情報を伝えてよいか確認する
- 相手が拒否した情報は依頼者へ開示しない
相手が連絡を拒んだ場合、その意思を超えて接触を図ることはできません。
DVやストーカーから避難している可能性がある場合、所在や連絡先は開示しません。危険が認められる場合は警察への相談を優先します。
調査結果と報告
報告書の内容と形式は、HAL本部所定の基準と契約内容に従います。
確認した日時、場所、経緯など、依頼目的に必要な事実を整理して報告します。所在を確認できなかった場合も、契約した範囲で何を確認し、どこまで分かったかをご説明します。
対象となる方が情報の開示を拒んだ場合、住所や連絡先を報告書へ記載しないことがあります。
調停や裁判などで紙の報告書が必要になった場合の受け取り方法も、事前にご相談いただけます。
調査後に考えられる選択肢
所在が確認できた場合
- ご本人の承諾範囲で安否や連絡方法を受け取る
- メッセージを預け、ご本人からの連絡を待つ
- 相続や契約について弁護士・司法書士へ相談する
- ご本人が連絡を望まない場合は、調査を終了する
所在を確認できなかった場合
- 手がかりを追加して範囲を変える
- 調査地域や聞き取り対象を見直す
- 費用と見込みを確認したうえで継続する
- 現時点で区切り、一定期間後に再検討する
- 警察、弁護士、自治体など別の窓口へ相談する
追加調査を行うことが常に適切とは限りません。新しい手がかりがなく、費用だけが増える可能性が高い場合は、調査を継続しない判断もご説明します。
モデルケース|長く連絡を取っていない恩人へ感謝を伝えたい
※以下は相談内容を説明するためのモデルケースであり、東京赤坂支店が実際に担当した案件ではありません。
相談時の状況
依頼者は、以前仕事で助けてもらった恩人へ感謝を伝えたいと考えていました。しかし、当時の勤務先はすでになく、電話番号や住所も変わっていました。
依頼者の目的
再会を強く求めるのではなく、「当時のお礼を伝えたい。相手が望むなら連絡を取りたい」という希望でした。
最初に整理した情報
当時の氏名、勤務先、仕事上の関係、最後に会った時期、共通の知人、残っていた名刺などを時系列に整理しました。
調査設計
公開情報と適法に提供された資料を確認し、関係する場所や情報を段階的に絞ります。所在の可能性が高まった場合は、依頼者の氏名と目的を相手へ説明し、連絡を受ける意思があるかを確認します。
判断が分かれる点
相手の所在が分かっても、住所を依頼者へそのまま伝えることは前提にしません。相手が連絡を望まない場合は、住所や連絡先を開示せず、接触も行いません。
想定される結果
相手が承諾した場合は、依頼者からのメッセージを渡す、または相手が指定した連絡方法を依頼者へ伝えます。
相手が再会や連絡を希望しない場合は、その意思を依頼者へ伝えて終了します。
「見つけること」と「再会できること」は同じではありません。相手の意思を尊重するところまでが、人探しを安全に終えるための条件です。