COLUMN
浮気調査では、なぜ調査員が複数人必要なのか?
浮気調査の対象は一人なのに、調査員はなぜ複数人必要?離れた出口を分担して見る、徒歩から車の追跡へ引き継ぐなど、現場には一人で同時にできない仕事があります。二人目、三人目の役割と、見積もりの人数について確認してほしいことをお伝えします。

一人を調べるにも、持ち場は一つとは限らない。
結論から言うと、浮気調査で調査員が複数人になるのは、一人では同時に見られない場所や、対応できない移動があるからです。別々の出口を見る、徒歩で追う人と車両で追う人に分かれる、調査員や車両を入れ替える。調べる相手が一人でも、現場では複数の役割が必要になることがほとんどです。
代表の森田です。
相手は一人なのに、調査員は二人、三人。見積もりを見て、なぜこの人数なのかと思うのは当然です。調査員を増やせば、費用にも関わります。
「一人でも尾行できるんでしょ?」
そんな疑問を持った方へ、今回は、二人目、三人目が現場で何をしているのかをお話しします。
入った扉から、出てくるとは限らない
例えば、対象者が建物に入ったとします。入口が分かったから、そこで待っていればいい。ところが、昼から入口で待ち続け、2箱目のタバコがなくなる頃には、帰宅するサラリーマンの姿もない。意を決して建物に入ってみると、奥に、もう一つの出口が……。
そうです。入った扉と出てくる扉が同じとは限らないわけです。
ホテルや商業施設には、正面とは別に、裏の通りや駐車場へ出る出口があることがあります。地下通路で駅とつながっている建物もあります。
正面と裏の出口が建物の反対側にあり、一か所から両方を見ることができない場合。正面を見ている調査員には、裏から出た人の姿が見えません。そこで、別の調査員が裏の出口を確認する役を担います。
二人が同じ人を並んで見ているのではなく、一人では見られない場所を分担しているわけです。
ただし、出口の数と調査員の人数が、そのまま一致するわけではありません。一か所から複数の出口を見られることもあります。建物の形や周囲の見通しを確認し、どこに人が必要なのかを考えます。
徒歩で追う人と、車で追う人
建物から出た対象者が、そのまま歩いて駅へ向かうのか、タクシーに乗るのか。事前の情報だけでは、どちらかに絞れない場合があります。
徒歩で見ていた調査員が、タクシーに乗る姿を確認したとします。すぐに追跡へ移れる位置に調査車両が配置されていなければ、車での追跡に切り替える前に、対象者を見失ってしまうことがあるんです。
このような移動を想定するときは、徒歩で行動を確認する役と、車での移動に備える役を分けます。徒歩の調査員が乗車を確認し、車の調査員へ引き継ぐためです。
建物を出た時刻、車に乗った場所、降りた場所、そのあと向かった先。途中を見失うと、どこへ行き、誰と会ったのかを確認できなくなるリスクがぐんと高まります。
車で待つ調査員も、何もしていないのではありません。移動手段が変わったときに、確認を引き継ぐ役割があります。
見積もりの人数には、理由があります
すべての調査が同じ人数、同じ配置になるわけではないので、建物や移動の条件に合わせて、必要な人数を考えていくことになります。
見積もりの「二名」「三名」という数字だけでは、それぞれが何をするのかは分かりません。人数が増える理由は、依頼する前に知っておきたいところだと思います。
ご相談の際は、予定する役割や、その人数が必要な理由もお尋ねください。別の出口を見るためなのか、車での移動に備えるためなのか。分担する仕事が分かれば、見積もりの人数も具体的に捉えられます。
人数を増やしただけで、必ず見失わなくなるわけではありません。それでも、離れた出口を一人で見ることや、徒歩と車の両方に一人で対応することには限界があります。
その人数で何を確認するのか。なぜ一人では足りないのか。見積もりは、金額と一緒にそこまで確認していただいてかまいません。