COLUMN

「浮気かも」と思ったら②|財布と車の何を見ればいい?

家計に余裕がないから、浮気に使うお金もない。そう考えていても、借り入れで交際費を用意する人もいます。明細・鍵・車内の落とし物や利用記録など、財布と車で見ておきたい15項目を新木がお話しします。

気づいたことと、聞いていたことを、並べてみる。

家計に余裕がないから、浮気に使うお金もない。そう考えたくなるところですが、借り入れで交際費を用意する人もいます。 今回見ていただきたいのは、家計では見えていなかったお金と、普段乗っている車に残る物や利用記録です。

女性カウンセラーの新木です。

前回はスマホの話でしたね。今回は、財布と車です。残高が減っているか、助手席が動いているか。そこに気づいたら、もう少し見ておきたいところがあります。

家計の残高だけでは、見えない出費もあります

食事、プレゼント、ホテル代。会うたびにお金がかかるとしても、それを毎月の生活費から出しているとは限りません。配偶者に知らせず金融会社からお金を借り、交際費に充てることもあるんです。

家計を一緒に見ているつもりでも、把握している口座やカードがすべてとは限らない。私が気に留めるのは、そこです。残高の変化とあわせて、知らなかったカードや借り入れの記録がないかも、確認する理由があります。

家計管理で見ている明細や、普段目に入る物では、次の点に目を向けてみてください。

  • カードの請求額が、以前より増えていないか。

  • 持っていると知らなかったカードや、借り入れに関する書類がないか。

  • 以前は共有していた請求書や明細を、急に見せなくなっていないか。

  • 仕事のあとや外出の前後に、ATMで現金を引き出した記録がないか。

ATMの控えは、金額に加えて、記載された日付や利用場所も見てください。帰りが遅くなった日や、外出した日と同じだったら、その日の予定と一緒に残しておくとお話を伺えます。

もちろん、借りたお金の使い道が、必ず交際費というわけではありません。ただ、生活費がいつもどおりだからといって、それだけで使っているお金の全体が見えているとは言えないんですね。

レシートだけでなく、見覚えのない鍵も

財布やキーケースで目に入るのは、お金に関するものばかりではありません。

  • 普段行かない飲食店のレシートがないか。

  • 聞いていた行き先とは結びつかない場所の、駐車場券や利用控えがないか。

  • 家や職場など、普段の使い道に心当たりのない鍵がないか。

  • 見覚えのない避妊具が入っていないか。

レシートなら、店名と金額だけを切り取らず、日付・時刻・品目・人数など、記載されている部分も一緒に残してください。二名分の記載が気になったなら、その日に誰と会うと聞いていたのかも伺いたいところです。

カードの利用先名には、店舗名ではなく運営会社などの名前が表示される場合もあります。知らない名前を見つけたら、まず何の利用なのか。手元のレシートと日付や金額が合うものがないかも見てください。

鍵は、レシートのように行き先が書かれているわけではありません。でも、これまで知らなかった出入り先があるのか、と気になりますよね。私なら、どんな鍵だったかに加えて、いつ、どこにあったのか、普段の使い道に心当たりがあるかもお聞きしたいです。

避妊具も、夫婦で普段使っている物なのか、初めて見た物なのかで、気になる理由が違います。鍵があれば浮気相手の家、避妊具があれば浮気、とその場で決めるのではなく、見つけた状況を残しておいてください。

車は、座席の上だけではありません

車の助手席の足元に落ちたアクセサリー、灰皿の吸い殻、収納内の駐車場券を3コマで描いたアメコミ風イラスト

車をお使いでない方は、ここは読み飛ばしてください。ここからは、普段一緒に使う車と、共有して確認できる記録のお話です。

  • 助手席の位置や背もたれの角度が、いつもと違っていないか。

  • 灰皿に、普段と違う銘柄の吸い殻がないか。

  • 座席の隙間や足元に、見覚えのないアクセサリーや持ち物が落ちていないか。

  • 普段使わない車内収納や、トランクの収納に、見覚えのない物がないか。

  • 車内を掃除する頻度やタイミングが、以前と変わっていないか。

  • 駐車場券やETCの利用記録に、聞いていた行き先と結びつかない場所がないか。

  • ナビの履歴に、知らない住所や目的地が残っていないか。

助手席に座っていた人の物が、そのまま座席の上に残るとは限りません。隙間や足元に落ちて、次に乗ったときに初めて気づくこともあります。見覚えのないアクセサリーや持ち物を見つけたら、その物だけでなく、落ちていた場所も一緒に写真に残しておいてください。

助手席の位置は、普段そこに座る方なら気づきやすいところです。前に出ていたのか、背もたれが倒れていたのか。単に「動いていた」より、その違いまで分かると、何が気になったのかを伺いやすくなります。

ETCや駐車場の記録は、料金だけを見て終わらせず、利用した日と場所を、その日の外出予定と照らしてみてください。レシートの日付と重なるものがあれば、それも一緒に。別々に気になっていた物が、同じ日の移動についての記録だった、と分かることがあります。

ナビに残る住所は、検索しただけなのか、実際に訪れたのかまでは履歴だけで決められません。車内の髪の毛から持ち主を決めることもできません。気になる物を見つけても、誰の物かをこちらで決めてしまわず、見えた状態を残しておいてほしいと思います。

見つけた物を、相手に見せる前に

知らない鍵や、聞いていなかった支出を見つけたら、その場で確かめたくなると思います。けれど、問いただしたあとに、明細やレシートが目に入らなくなることもあります。

まずは、見つけた場所と状態が分かる写真を残してください。レシートや明細は、店名・日付・金額などが読めるように、元の記録を残します。気づいた日が曖昧なら、覚えている範囲でかまいません。

そして、その日に相手から何と聞いていたかも一緒に。「会社の飲み会」「一人でゴルフ」といった説明を聞いていたなら、その言葉を残してください。

私が相談でお聞きしたいのは、見つけた物の名前だけではありません。なぜ、それが気になったのか。いつもの支出や、いつもの車の様子と、どこが違ったのか。そこまで聞かせていただきたいんです。

全部そろえてから相談に来ていただく必要はありません。 一枚のレシートでも、使い道の分からない鍵でも、気になったところからお話しください。


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